▼理性がログアウトしました

　今日の帰り道、可愛い三毛猫を見つけました。
　猫に出会うのは別段珍しいことではないのですが、今日会った三毛ちゃんは私が近くに行っても逃げないどころか少し近寄ってきたので、もしや触らせてくれるかもと手を伸ばしたら、大人しく撫でさせてくれまして。
　２，３度撫でて幸せな気分に浸っていたら、そしたら、無防備にもころんと転がってお腹まで撫でさせてくれまして。

　ちょ、えええええええええええ、なん、えっ、なんこれかわッ、か、わ、えええええええええええええええええええええええ　と道ばたで絶叫しそうになったのは仕方がないことだと思います。うちの犬よりよっぽど愛想いいぞこの子……！　実際ちょっと「かわッ……！」と叫びが漏れました。周りに人がいなくて良かった。
　だって……あれは……絶叫せざるを得ないよ…………かわいい……ホントかわいい……なにあれ……国一つ傾けられるかわいさだろ…………あんなかわいい声で鳴かれてみろ……ほだされて当たり前だ……かわいい……ころんて……ころんて…………。

　普段あまり猫に触れる機会が少ないので成描の適正体型が分からないのですが、スマート（やや痩身？）で小柄な猫だと思います。美猫だった……。
　あれだけ人懐っこいのだから飼い猫だとは思いますが、お腹を撫でながら反射的にお持ち帰りしようかという危険思考が脳内を駆けていきました。ただの誘拐犯である。
　でももしもあの子が野良だったら一も二もなく連れ帰ってた。猫がいたら電車もバスも使えない？　１０km程度なんだから歩いて帰るよばかぁ　と錯乱するほどかわいかった。本気で道順とかかる時間を考え出したところで我に返った。まず迷うから無理だ（そこか

　ゆずちゃん（勝手に名付けた／由来：うちの飼い犬が「かりん」だから果物関係）が飽きてどこかに行くまで触っていようと思ったのですが、ずっと大人しく触らせてくれるわ、立ち上がって歩き出したから行っちゃうのかなと思ったら私の足に頬ずりしてくれるわで、……よく発狂しなかった、偉いぞ自分。あれは魔性の美猫だった。猫に囚われすぎてバス一本逃すのも頷ける。

　ちなみに夢中になって触っていたので写メは取り損ねました。が、代わりにデジカメ（※標準装備）で何枚か激写。今日は時間が時間なので載せませんが、後日時間があったら載せます。でもやっぱり触るのに夢中で３，４枚だけしかないっていう。


私「……ってことがあって、もうともかくこれはお母さんに自慢しなければと思ってさぁ（母は元々猫好き）。あー持ち帰りたかった」
母「ゆずちゃん（仮）かー。でも名前、『小菊』もいいと思わない？」
私「おおやっぱり？　私も全く同じこと思った。でも果物でそろえてもかわいいかなってさ、あー持ち帰りてぇ柴犬と三毛猫のタッグなんてそんなん失血死するだろするしかないなするしかないよ（鼻血的な意味で）」

　※「小菊」…血統書にあった、うちの犬の元々の名前。正式には「小菊姫」。にもかかわらず芝刈りにかけて「柴（犬）かり（ん）」という不憫な理由で「かりん」と名付けられたうちの犬。ちなみに母犬の名前は「菊姫」。凄く雅です。和犬の雌には『○○姫』、雄には『○○号』と名付けられるようですが、洋犬はどうなんですかね。

　あー……なんで俺はにぼしを持っていなかったんだろう…………。明日もいないかなー……。




　………………………………なんだこの長さ（▼理性がログインしました）