いーぬはよろこび

　庭じゃなくても全力で駆け回ります。

　先日ついに初雪が降りました。
　これは道が混むかもと思い大急ぎで支度をして、カメラを引っ掴んで犬の散歩に行きました。……折角の雪景色を撮らなければ、それは最早「俺」ではないと思ったんだ…………。
　ウチの犬は雪が大層好きなので、ともかくはしゃぐはしゃぐ。そして喰らう喰らう。
　道歩いていると、犬の歩いた後には足跡と共に謎の穴（＝鼻面突っ込んで雪を食べた跡）が残ります。腹壊しそうだと毎回思います。

　もちろん犬しか撮っていなかったわけではないです。


　雪持ち（枝や葉が雪をのせていること）の紅葉とか、

梢の雪（梢に降り積もる雪。また、その雪に見立てて梢の花を言う語）とか、

　……朝から相当テンション高かったと思います。

　これはもうコート着るしかないな！　と冬靴まで装備して学校行ったら誰もコート着てねーわ雪も全部溶けてて屋根くらいにしか残ってねーわで、完全防備の自分が浮いて見えて若干の寂寥感。……いいよ、いい写真撮れたからね、落ち込んでなんかいない、落ち込んでなんか…………（フェードアウト

　けれどこの雪はすぐに溶けてしまって、翌日には雪でなく冷たい雨が降りました。
　そしたら随分見事な虹が出、男子生徒が窓に群がってはしゃぐはしゃぐ。（女性陣はお喋りに興じていて虹には無反応）
　随分な盛り上がりを見せていたので「遊戯○にはしゃいだり虹にはしゃいだり、その図体じゃなきゃかわいいんだがな……」としみじみ思いました。
　その後席が近所の男子生徒２人のとある会話が　これは「かわいい」と思えばいいのかそれとも「かわいそう」と思えばいいのか　と本気で悩みたくなるもので、なんていうか、……うん、今日はもう遅いので、後日体力と気力があったら書きます…………。