尊敬している人は？

と聞かれたら、「金田一先生、山下景子さん、白川静さん」の３人は確実に挙げると思います。
　国語学の権威金田一先生は皆さんご存じかと思いますし、漢字の成り立ちなどに興味のある方なら白川静さんのお名前も聞いたことがあるかもしれません。日本語・漢字の成り立ちってネタいっぱいだよねハアハアという人種の私には尊敬してやまない方々です。
　そして山下景子さん。この方は「美しい暦の言葉」など、古き良き日本語についての本を数冊出されています。これもまたネタいっぱいだよねハア（略）尊敬してやまない方です。

　なんでいきなりこういう話から始まったかというと、またしてもまう君の日記に過剰反応しまくったせいでして（……
　山下さんの本はいいよー！　ぜひ他の本も見てみるといいよー！！＞まう
　おすすめは「美人の日本語」「美人のいろは」「花の日本語」かな！　「美しい暦の言葉」って凄くいいよねあれ……！！
　時間と気力があったらあっちのブログにレビューを書いて宣伝しまくろうと思うくらい大好きですこの本たち。

　あと、山下さん著ではないけれど「美しい日本語の辞典（小学館）」もおすすめです。
　「後世に残したい日本語」　「自然を友として――雨・風・雲・雪・空の名前」　「擬音語・擬態語」　の項目別にまとめられた辞書で、大変ネタが豊富……じゃなかった、為になる本です。特に雨や風などの名前はネタが満載……じゃねーや、為になる項目です。
　たとえば「戯（そばえ）」とか「月の雨」とか「天泣（てんきゅう）」や「銀箭（ぎんせん）」なんて、これすべて雨の名前ですがなんだかもうネタたっぷりで心躍りませんか！　……それほどでもない？　おかしいな…………。
　ともかく創作意欲がかき立てられる辞典であることは確かです。


　昨夜と今朝はこのおすすめ本について考えていたらテンションが急上昇してしまって、余計目が冴えてしまったのでした。ホント、楽しすぎていけない……。