精根尽き果てた。

　模試でした。死にそうでした。

　教室が７階にあるというのは何度か書いた通りです。そして、暑い空気が上へと行くのは世の理です。あんなジメジメムンムンしてる上に風通しもクソもない空気の澱んだ教室で模擬試験て何のイジメ。
　途中吐き気を催して、「ちょっえええどうしようこれは早退か、かくなる上は早退か、いやしかし今早退すると相当可哀相な点数のテストが後々返ってくるよな、よし何とかこの時間だけは乗り切って次の国語は諦めようそうしよう」と真剣に考えたほどでした……。
　何とか１時間目の英語を乗り切って廊下に出、冷たい水を飲んだら少しマシになったので結局そのまま２時間目も頑張りました。
　雨がやんだおかげで窓も開けることができ、１時間目と違ってある程度換気された部屋だったので何とか持ちました。
　……英語の点数がとても可哀相なものだとしても、それは体調が悪くて内容が頭に入らなかったからなのですよ、ええ、そうですとも。

　英語に関してはもう思い出したくもないのですが、国語の小説文はとてもニコニコしていました。
　引用された本は『火天の城』、織田信長に安土城築城を命じられた大工達のドラマを描いた本、だとかなんとか。「織田信長」の４文字が出てきた時点でニコニコしてましたので監督の先生がそれを発見していたらさぞかし不思議に思ったかと。
　ここ最近ずっと戦国時代か江戸時代を舞台にした小説ばかり読んでいたので、何だか読んでいて楽しかったんです。でもだからといって点数によい影響をもたらすか否かは不明だという（……）。
　小説文で時代小説が出てきたのを見るのは初めてだったので意外だったというのもあります。国語は楽しかったな今日の……。


　そう言えばあと１週間と１日登校すれば夏休みです。
　……３連休の後、火曜日に登校して（多分授業もして）終業式をして水曜日から夏休みという、軽くイラッとする日程ですが、まあいいです。
　夏期講習が８月６日までなのも別にいいのですがそれよりも家族旅行。
　さ、３泊４日…………そんな長い間親父の機嫌を伺わねばならんのか………………。　め、　め　ん　ど　……ッ。
　しかもそんな期間家を空けるとなると、困ったな腐った企画を立ち上げる気満々でいたのに管理ができない期間がそんなにできるんじゃ難しいか……！　ううしかし来年はさすがに受験云々があるから企画はできないだろうしなぁ…………。
　家族旅行の良い所は旅費が親持ちだということ以外何があるんでしょう。気の合う友達と一緒なら行きたい所に行けるからいいんですけれどそれも叶いませんしね……。あー彦根城行きたい関ヶ原行きたいもっと身近な所で白石城にも行きたい。

　最近の悩みはもっぱらこんなもんです。平和な奴め。



　あっバトンの存在を忘れ…………………あの、ご、後日で……。